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思いは、ここにある。
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わかってくれればそれでいいんだ

と、いうけれど

わかった

と、飲み込むけれど


ほんとうにこれで終わりかしら?

「わかってくれればいい」という一見すると優しい言葉で、相手を丸め込んでいないか。
その一見優しい言葉はとても相手に無理強いをしていないか。


わかってくれ、というのがそもそも自分勝手なのだと思うのであって。
あたしは、「理解しなくていいから知ってほしい」と、「わかってくれ」の代わりに思うのだ。

これすらも、押しつけなのかもしれないけれど。


わからないから大なり小なり対立が起こる。
わかってくれ、といわれてわかるのなら、いさかいは起きないんじゃないか。



どうにも納得がいかない事象があるのだ。

100%わからないってわけじゃない。
わかる部分ももちろんある。

ただ「わかってくれればいいんだよ」という言葉は強制的にあたしの一部をふさいでしまったわけで。


それはあたしに我慢、ここに連なる他方にも我慢を強いている。
そこに至るまでに、あの人は相当我慢をしたのだろうが
身勝手な思いから言うと、我慢してくれ=わかってくれ、などといったことはない。
これは屁理屈か。

いずれ溜め込みきれなくなるとわかっていたことを
いわば勝手に溜め込んで
やっぱりむりでした、どーん!と吐き出す。
もっと早期に解決を図ればこんな惨事にならなかったはずなのに。
そこまで沈黙を守ったのなら、墓場まで持って行け。
それができないのなら、小さなうちに提案すべきだと思う。

そうでなければ、あたしもあの人も、そこに連なるほかの人も
こんなに大怪我しなくて済んだのに。
だから原因の一端はあの人にもあるはずで。

あたしが結局いつまでも悶々としているのは
巻き込みたくなかった人を最悪なかたちで巻き込んでしまった原因を
考えているから。

当然あたしが悪いし大筋で原因はあたしなのだろう。
第三者からみても、きっとそうなのだ。

けれど、今回決壊したあちらにも、責任はあるんだと思う。


わかってくれればいいんだよ、と
それはきれいごとのように。


優しい言葉で、鎖のような眼をして。










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